ただ読むだけでは・・・

来週読み聞かせをする
“The Ugly Duckling” (みにくいアヒルの子)。
目下準備中ですが、
このストーリー、
ただ読むだけではダメな気がしています。
人が醜いと感じるのは、
見たことがない、ほかの人と違う、
自分の価値観と違うものを受け入れられないから。
いったいどう対応すればいいのか?
いま世界で最も問われてる課題ではないでしょうか?
そんな思いに何かヒントをもらえるような気がして、
映画「ワンダ、君は太陽」を
見てきました。
遺伝子のいたずらで、醜い顔で生まれてしまった少年。
ずっと自宅学習で学んでいたのを、
5年生になって、はじめて学校に入学する。
最初、まわりは予想通りのリアクション。
家族、学校に見守られ
少年は少しずつ自分の居場所を獲得していく。
友達も、少年を知っていくことで
自分と同じだとわかっていく。
少年もまた、
悩みや苦しみは何も自分に限ったものじゃない。
みんなそれぞれ何かを抱えているんだと気づく。
異質さに壁を作らない、寛容な価値観を
大人は育てていかなければと思いました。。
まず自分がそう心掛けなくては~。
読み聞かせのときに
子どもたちに是非紹介したいです。
