99才まで生きたあかんぼう
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この本は何歳を読者を想定しているんでしょう!
というか、何歳でも楽しめる本ではないかと思います。
見開き2ページがその歳のおはなしになっています。
0歳から始まり、
ページとともに1歳ずつ年を取ってお話が進み、
最後は99歳
その歳の世界の広さ、その年ならではの悩み、
少しずつ流れていく時間が、やがて積み重なって
気がついたら大きな川の流れになってるのことに気づく。
ある一人の人物の人生ですが、
そこに普遍性が感じられ
思わず人がいとおしくなってしまいました。
人は歳を取ってはいきますが
その歳を経験するのはだれもが初めて。
だからいつまでも「あかんぼう」ということなんですね。
本のレビューにも書いてありましたが、
私も初めて手に取ったとき、まず自分の今の歳のページを開いてしまいました。
こんな読み方ができる本て珍しいですよね。
とても読みやすい本です。
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