バベルを拝みに

バベル展、期間終了ギリギリでしたが
何とか昨日見に行けました。
入場10分待ちならまあまあですかね。
あまり大きい絵ではないと聞いていましたが、
その中に描かれている世界の実に壮大なこと
神々しいほど輝いていました。
天まで届こうとする人間の冒涜に
神の怒りを買ってしまった塔なのに、
むしろ人間の憧れや、
無限の空へと広がる未来の夢を
象徴しているように見えました。
旧約聖書では、この塔をきっかけに
それまで世界に1つだった共通語のが
多様な言語が生まれ
スムーズなコミュニケーションが
阻まれてしまうわけですね。
そして生徒たちの苦しみも始まった!?
とはいえ、もしバベルの塔がなかったら
そもそも私の行っていた大学は存在しなかったことになる?
私にとっては、ある意味ありがたい、感謝すべき塔ですね。
そんなわけで、いっぱいの感動を胸に秘めつつ
しっかり拝んできました。
